SRレジンモルタル工法は耐酸性に優れた無溶剤型エポキシ樹脂の主剤、硬化剤及び骨材からなるレジンモルタル工法です。コテ作業性が良好で塗り付け回数が少なく工期の短縮が可能です。
硬質厚膜のため、ブリスターの発生が抑えられます。
■特 徴 □作業性:塗り付け回数が少なく、工期の短縮が可能です。一度に2mm程度の厚付けが可能であり、ブリスターの発生が抑えられます。
□耐酸性:耐酸性に優れ、し尿処理槽、下水道処理施設等に使用可能です。
□安全性:有機溶剤を含まないので、引火燃焼及び中毒の危険がありません。
□耐摩耗性:耐摩耗性に優れ、マンホール防食、洗堀防止用途に最適です。
■下水向け設計仕様
C種設計仕様
工 程 |
仕様材料 |
使用量 (kg/m2) |
施工方法 |
塗装間隔 |
タックコート |
サンユコートL-292/キャボジール※1 |
0.15 |
ゴムヘラ、金ゴテ等 |
直後 |
塗り付け |
サンユコートL-292/特殊骨材※2 |
3.6 |
金ゴテ等 |
直後 |
ならし |
ならし液 |
0.05 |
金ゴテ等 |
直後 |
上塗り |
サンユコートL-292トップコート |
0.2 |
ローラー、ハケ等 |
翌日 |
設計厚 |
2.0mm以上(硬化後厚さ) |
※1 A剤/B剤/キャボジール=3/1/0~0.1
※2 A剤/B剤/特殊骨材=3/1/8
■作業手順
工 程 |
作業内容 |
|
1. |
タックコート |
①サンユコートL-292A/B=3/1を攪拌機にて十分に混練した物にキャボジール0~0.1を加え更に十分混練する。※3 ②ゴムヘラ又は金ゴテにて均一に塗布する。 |
2. |
塗り付け |
①サンユコートL-292A/B=3/1を攪拌機にて十分に混練する。混練したL-292=4と骨材=8をモルタルミキサーに加え十分混練する。※3 ②金ゴテにて規定量を均一に塗布する。 |
3. |
ならし |
塗り付け直後にならし液を霧吹きにて表面に塗布し、金ゴテにて均一に仕上げる。 |
4. |
上塗り |
①サンユコートL-292トップコートA/B=3/1を攪拌機にて十分に混練する。 ②ローラーバケ又はハケにて規定量を均一に塗布する。 |
※3 キャボジールや骨材を3種同時混合や先にA剤又はB剤に混ぜると硬化不良の原因になります。
■注意事項 |
□作業場所は充分に換気し、保護具等を着用して下さい。 □作業服、工具に付着した樹脂は速やかに除去して下さい。 □体質によってはカブれることがありますので、保護具等を着用し、皮膚に付着した場合には直ちに、石鹸水で洗い流して下さい。 □皮膚障害、呼吸障害が見られるときは、必要に応じて医師に診察を受けて下さい。 □使用後は容器の蓋を締めて冷暗所に保管して下さい。 |
製品の詳細情報や樹脂に関するご相談など、
なんでもお気軽にお問い合わせください。
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