基幹システムと連携し、高精度な在庫管理を実現する危険物対応の立体自動倉庫です。入出庫状況をリアルタイムで確認でき、効率的な運用が可能です。

本倉庫は、ラックレーン8列、スタッカークレーン4基で運用されており、パレットの総収容枚数は1,016枚です。
低温エリアは2列で構成され、236枚のパレットを収容可能です。パレット1枚あたりの最大積載重量は1,200kgとなっています。

オートパレラックは、原材料専用の全自動倉庫です。ACパワーモーラと直角移載機による構成と、ソフトウェア制御で効率的な運用を実現します。

基幹システムと連携し、バーコード技術を活用することで、原材料の情報をリアルタイムで追跡・管理することが可能です。また、AI機能により入出庫の頻度に応じた最適な保管場所を自動で判断します。

プリンターオートラベラーとカメラ検知付全自動ラベル貼り機は、サンユレックオリジナルの設備です。
専用のQRコードを読み取ることで基幹システムと連携し、ラベルの発行からカメラによるチェック、ラベルの自動貼り付けまでを一貫して行います。

また、カメラセンサーによりラベルの位置や貼り付けの有無を正確に検知。誰でも簡単に操作でき、作業ミスのない高精度なラベル貼りを実現します。

物流梱包エリアに設置されたパレタイザーロボットは、梱包工程の2ラインから流れる製品をパレットに積み付けます。人の作業よりもはるかに速く、正確に作業を行います。
このパレタイザーの導入により、作業負荷の軽減と効率化、省力化を達成し、残業時間の大幅な削減にも成功しました。

サンユレックの働き方改革を牽引する先駆け的な設備であり、今では欠かせない設備となっています。