トップメッセージ
サンユレックは、樹脂配合技術をベースに先端技術を駆使し、世界マーケットの要望にマッチする品質の高い製品を安定供給し続けると共に、法規制遵守を含む環境保全への取り組みを責任ある企業経営の重要課題と位置づけ、環境と調和のとれた事業活動を展開し、人と地球に優しい企業活動を行い、より良い地球の未来に貢献することでお客様との共存共栄を目指しています。このビジネスモデルは絶えず進化し、更なる高みを求めて適切な行動倫理のもとに事業を運営し続ける思いは揺るぎありません。
はじめに、このビジネス行動ガイドラインは、サンユレックの従業員が一丸となって日々業務を遂行していく上で遵守すべき基本的な事由を定めています。
従業員の皆様におかれましては、行動ガイドラインの内容を深く理解いただいたうえで、皆様に求められ、定められた期待や基準を業務に当てはめて行動してください。
このビジネス行動ガイドラインは、サンユレックが全世界を視野に入れたグローバル展開等を目指せる組織再編成「Reorganization」を推進していくために必要な、法令順守(コンプライアンス)意識の醸成や、社内文化の形成の土台となるものです。
サンユレックの未来へのさらなる成長と社会への貢献に向けて、従業員一人一人が自らに求められる役割と責任を全うし、誠実に、実直に、公正で透明性の高い事業活動を行っていただくことを期待しています。
1.経営方針
樹脂配合技術をベースに先端技術を駆使し、世界マーケットの要望にマッチする品質の高い製品を安定供給し、お客様との共存共栄を目指します。
さらに法規制の遵守を含む環境保全への取り組みを責任ある企業経営の重要課題と位置づけ、環境と調和のとれた事業活動を展開し、人と地球に優しい企業活動を行い、より良い地球の未来に貢献します。
2.行動指針
- お客様
樹脂配合技術をベースに先端技術を駆使し、世界マーケットの要望にマッチする品質の高い製品開発を継続します
- コンプライアンス
法律・規制、社内規則、企業倫理を守るための体制を確立し、遵守します
- 環境保全
あらゆる事業活動を通じ環境保全に努め、地球温暖化防止、生物多様性の保全等、環境との調和ある成長を目指します
- ステークホルダー
株主・顧客・社員・地域社会等すべてのステークホルダーの支持と信頼を得て、利益ある成長を目指します
3.倫理誠実行動チェック
- その行動はサンユレックの目指す価値観、行動指針と一致していますか?
- その行動は、法律や諸規則に反する懸念はありませんか?
- その行動は、他の人の基本的人権を侵害しませんか?
- 貴方はその行動を同僚・家族・親友に誇れますか?
- 貴方の行動を知られた時、貴方は後ろめたさや不安を感じませんか?
- 貴方のその行動に私心はありませんか?
4.人権の尊重
- 人権尊重・差別禁止
私達はいかなる関係者に対しても、その基本的人権を尊重します。また、多様性をお互いに認め合える関係づくりを大切にし、国籍、ジェンダー、性的指向・性自認、年齢、宗教、出身地、障がいの有無、身体的特徴などを理由とした、あらゆる差別、不当な取り扱いをせず、双方が分かり合える関係の構築に努め続けます。
- 強制的な労働の禁止・児童労働の禁止、若年労働者への配慮
私達はあらゆる形態の強制的な労働や最低就業年齢に満たない児童の労働を認めません。また、若年労働者の夜勤や残業などについて法令を常に遵守します。
- ハラスメントの禁止
私達は職場及び、取引先等において、相手や、周囲に不快感を与える、いかなるハラスメント行為も行いません。
- ダイバーシティ及びインクルージョンの推進
私達は国籍、障がい者、高齢者などの、属性の多様性(ダイバーシティ)、および、個々人の個性、能力、性格、考え方、性的指向などを含め、1 人ひとりの違いを認識、尊重、評価し、すべての人が自分の能力発揮ができる職環境づくり(インクルージョン)に努めます。
- 結社の自由、団体交渉権
私達は、労働環境・賃金水準などの、労働条件に関する労使間協議を実現する手段として、労働者の団結権や団体交渉権を尊重し、良好な関係を構築できるよう努めていきます。
5.サステナビリティある人材の確保及び成長への投資
私達は人材を貴重な経営資源の一つと捉え、従業員それぞれが持っている能力を最大限発揮し、活き活きと生き甲斐に溢れた活躍ができるような成長を支援し、持続可能性のある優秀な人材の確保の実現に向けて下記の事項に取り組みます。
- 健康と安全に配慮した働きやすい職場環境の整備・充実(労働時間への配慮・適切な賃金と手当)
私達は、従業員が業務を懸命に遂行する上で健康を損ねるようなことがなきよう、安全で健康的な職場環境の整備・向上にむけて、積極的なコミュニケーションと連携に取り組みます。また、労働時間、休日、休暇を適正に管理し、過度の時間外労働をいたしません。
- 資格取得の推進
私達は、資格取得制度などの活用や拡充を図り、社員の能力・技能の向上を支援に努めます。
- 他の福利厚生について(休職や休暇)
私達は社員が心身のリフレッシュをはかり最大限の力をもって業務遂行ができるための、休暇、休職制度を整備し、社会に貢献できるような人材の形成に努めます。
- 人材育成の推進(社会人ドクター、留学制度)
私たちは、海外研修や国内留学を積極的に支援する制度を創造し、国内外の文化・技術・技能及び、付帯知識を学ぶことにより、国際的視野・見識を広め、幅広い視野と良識ある人格を磨いた人材の育成に努めます。
6.地域社会への貢献
- 社会貢献活動と地域社会の関係
私達は地域社会との連携、協調を図り、社会の持続的発展に貢献する姿勢を持ち、様々な社会貢献活動に積極的に取り組みます。また、防災活動にも取り組み、また、災害時の地域の復旧支援活動にも積極的に貢献します。
7.安全への取組
- 職場内における事故の防止
① 職場内の安全アセスメント実施
私達は職場での安全に対するリスクと特定・評価し、常に安全の確保に努めます。② 緊急時への備え
私達は身体の安全を損なう事故・災害等の緊急事態を想定し、その可能性をあらかじめ特定し、緊急対応対策手順の作成を行い、それに基づき教育訓練を行います。③ 施設の安全衛生
私達は社内すべての施設において、安全衛生を適切に確保し、日々の安全に努めます。④ 機械装置の安全衛生
私達は業務上使用する機械装置において、常にリスクを意識し、適正な運用、安全対策に努めます。⑤ 安全衛生のコミュニケーション
私達は業務上、日々起こりうる様々な危険について、また適切な安全衛生についての情報について共有・意見交換を行い、コミュニケーションを取ることにより安全衛生への意識を高める活動に挑み続けます。⑥ 産業衛生
私達は職場において、有害物の影響に晒されないようリスクを特定し、適正な管理を行います。⑦ 身体的負荷のかかる作業への配慮
私達は身体的に負荷のかかる業務を特定し、労働災害リスクが起こらないよう適正な管理を行います。 - 社員の健康と安全の確保
① 労働安全法各種関係法令の遵守
私達は労働安全法に関する知識を熟知し、それを遵守します。② 労働災害・労働疾病の防止
私達は労働災害、労働疾病が起こらないよう努めるとともに、その状況を特定・記録・報告し、適切な対策・是正措置を行います。③ メンタルヘルス対策
私達は自らの心身の健康管理に積極的に取り組み、メンタル不調の予防、早期発見に取り組みます。④ 労働者の健康管理
私達は諸法令に基づき健康診断を受診し、疾病の予防と、早期発見に努めます。
8.環境への配慮
- 各種環境関係法令を遵守した資格要因の配置及び、報告等の実施
法制度に従い、事業に必要な許認可を取得し、所轄庁への報告を行います。
- 温室効果ガスの排出削減への取組
エネルギーの有効活用に努め、エネルギー消費及び、温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。
- 環境へ配慮した経営活動への取組(大気・水や資源の有効管理や、廃棄物処理)
有害物質の大気への排出の削減、水資源の有効活用を適切に行い、廃棄物の発生を最低限に押さえることに努めます。
- 化学物質の適正な管理・運用
法規制を遵守し、人体及び環境に危険を与える化学物質等に関して特定し、安全な取り扱いが確実に行われるよう、管理を行います。
9.公正取引・倫理
- 腐敗防止
贈収賄、恐喝、横領を行いません。
- 不適切な利益供与及び受領の禁止
賄賂、その他の不当、不適切な利益を得たり申出を行いません。
- 適切な情報開示
法規制等に従って、ステークホルダーに対して、事業活動内容、財務状況、業績等を開示いたします。記録の改ざん、虚偽の情報開示は致しません。
- 製造プロセスでの特許取得等、知的財産の尊重
知的財産権を尊重します。
- 公正なビジネスの遂行(営業活動)、公正取引
公正な取引に関する諸法令を遵守し、公正な事業活動、広告を行います。
- 通報者の保護
通報に関する情報の機密、通報者の保護に努め、通報者への不利益がないよう対応します。
- 責任あるサプライチェーンの構築
責任をもって、サプライチェーンにおけるリスクを精査し、調査を行います。
10.品質・安全性
- 国際的な規格に適合した品質管理と安全性の確保
私達は国際的に各国の法令に定めた基準を満たし、製品の安全性を確保した品質管理を行います。
- 小ロット、多品種から、ニーズをかなえる粘り強い研究開発力
私達は小ロット、多品種まで、顧客ニーズに合った製品づくりを行うため、研究開発に取り組みます。
- スピーディかつ正確な信頼感のある製品の提供
私達は顧客ニーズに沿って、信頼性のある製品のスピーディかつ、正確な提供を目指します。
11.情報セキュリティ
- 機密情報の漏洩防止
私達は自社だけでなく、顧客、第三者から受領したすべての機密情報を、決して漏洩することがないよう、適切に管理し、保護します。
- サイバー攻撃への備え
私達は適切な情報セキュリティ対策を講じることにより、情報資産や機密情報の保護に努めます。
- 個人情報の保護
私達はサプライヤー・顧客・消費者等すべての個人情報について、関連諸法令を遵守し、適正に取り扱います。
12.事業継続計画
- 事業計画(BCP)への対応
私達は自然災害等の発生時において被災した場合に、いち早く生産活動の再開ができるよう、事業継続計画(BCP)に基づき、迅速な対応ができるように取り組みます。
13.通報・相談窓口
通報・相談窓口は、総務部に設置する。
初版発行年月：2025年4月